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「主張」

※機関誌「宣教」(2011年12月号)「主張」欄より


 全国連合長老会の会計


主な活動
 全国連合長老会の主な活動は一 般会計において伝道費、会議費、 伝道局資金引当金などの会計科目 に示されており、その活動内容は以 下の通りです。
(伝道費)
@教職神学生研修費
 毎年秋に開催される新任教師研 修会に要する費用の一部に充てられ ます。連合長老会の教理、連合長 老会の歴史、伝道者心得などを学 び、三日間の日程で開催されます。 また、年度末に開催される卒業神 学生壮行祈祷会に要する費用にも 充てられます。
A宣教協議会費
 連合長老会加盟教師及び長老は じめ多くの教会の教師を対象として 二月に開催される宣教協議会の費 用の一部に充てられます。主題講演 とパネルディスカッション等から成り 二日間の日程で開催されます。各 地域連合長老会が毎年輪番で企画 立案、運営にあたっています。
B全国教師会費
 連合長老会加盟の教師を対象と して毎年秋に開催される全国教師 会の費用の一部に充てられます。主 題講演と発題等から成り二日間の 日程で開催されます。全国教師会 委員会が企画立案、運営にあたっ ています。
C改革長老教会協議会費
 改革長老教会協議会運動のため の献金です。
D中高校生修養会会計繰出金 中学生高校生修養会に要する費 用の一部に充てられます。
(会議費)
@全国会議のための費用
 全国会議会場費・資料作成に充 てられます。又全国会議出席補助 のために全国会議交通費会計に繰 出金を計上しています。
A常置委員会費及び各委員会費
 常置委員会や信仰職制委員会、 式文委員会、出版委員会、日曜学 校委員会などの活動に要する費用に 充てられます。
(伝道局資金引当金)
 二〇〇五年第三〇回全国連合長 老会全国会議にて、「伝道局資金 の有効活用」についての議案が可決 されて以来、全国連合長老会伝道 援助規定に基づき、経常活動援助 と特別援助が実施されています。
 以上が活動の内容ですが、諸費 用として、事務費、旅費交通費、 通信費、ホームページ運営費、雑 費などが計上されています。
 これら連合長老会の活動に要する 費用は各地域連合長老会の負担金 と各個教会からの献金によって賄わ れています。
 負担金の額は、地域連合長老会 ごとに礼拝出席者数、現住陪餐者 数、教会予算額を合算し、その合 算額の連合長老会全体に占める構 成比率を算出し、これを負担金総 額に乗じて算定しています。
伝道局資金への献金を!
 全国連合長老会加盟教会には支 援を必要とする地域連合長老会、 各教会があります。第三六回全国 連合長老会会議資料によれば二〇 一一年度教会予算が五百万円未満 の教会数は一八教会で全体数に占 める割合は二〇パーセントとなって います。各個教会の支援を地域連 合長老会だけでは支えきれない現状 があります。
 常置委員会では無牧師教会への 援助、近年顕著化してきた教会間 格差、教会が大都市圏に集中して いる地域連合長老会と教会が広範 な地域に散在している地方の地域連 合長老会との格差に対し伝道局資 金のさらなる有効活用を図ることが 検討課題となっています。
 今後、継続的にこれらの活動を 進めて行くためには財政面での充実 が求められていると思います。 伝道局資金は過去の積立金と単 年度の一般会計からの繰入金と献 金が財源です。伝道局資金への献 金教会が二〇一〇年度には六教会 に広がってきました。
 第三六回全国連合長老会会議に おける開会礼拝の説教を思い起こし ます。自分の教会のことだけではな く、他の教会のことも考え、自分た ちの群れが他の群れと共に聖なる公 同の教会に連なっていることを真剣 に見つめ、神のご支配と導きを信じ つつ、共に全体教会の形成に責任 と労苦を負い、神が求めておられる 使命を共に担い歩んで行きたいと祈 り願うものです。


小田原十字町教会長老 露木賢一





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