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「主張」

※機関誌「宣教」(2014年6月号)「主張」欄より


 中高生修養会の恵み


「天城の友達は特別。」
 毎年夏に天城山荘で行われる、 中高生修養会に参加した生徒はそ のように言うことが多い。私もこ の会に五度参加し、色々な仲間と 出会ったが、今でもそう思ってい る。はっきりと言葉にならないけ れど、考えれば考えるほど、「特 別」なのである。
 三日間、聖書の御言葉と向き合 い、「わたし」とは、「神さま」と は、「信仰」とは何かを問い、思 い巡らす。傍らにはいつも牧師が おり、何よりも仲間がいる。同じ 学年の、あるいは学年を越えた、 信仰の友がいる。それが「中高生 修養会」である。
 誰でも最初は、同じ学年に知り 合いがいない中スタートする。三 島駅からバスで会場へ向かう。始 めに開会礼拝をささげる。とにか く緊張、不安…。それでも不思議 なことに、一日目の夕食後には、 多くの参加者がリラックスして楽 しそうに話をしている。そしてあっ という間に三日間のプログラムが 終わってしまう。
 参加しながら、途中でこんなこ とを感じる。今まで別々のところ で暮らし、昨日今日会ったばかり なのに、どうして色んな話ができ るんだろう。どうしてこんなに楽 しいんだろう。考えてみれば、別々 の場所であっても、それぞれの教 会で同じ神さまを礼拝していたの だ。そのことにふと気が付かされ るのである。講演や分団、食事、 礼拝、レクリエーション…。様々 なプログラムの中で、主なる神さ まと出合うことができる。このこ とは修養会を通して与えられる確 かな恵みである。
 スタッフの牧師たちの祈りは篤 い。「受洗者を与えてください。」 「信仰告白の決断に至る者が起こ されますように。」「伝道献身者が 与えられますように。」夏が近づ くにつれ、全国の教会においてこ の祈りがますます一つとされてい くことであろう。毎年、この会で 刺激を得てそれぞれの教会へと戻っ ていき、参加者の中から受洗・信 仰告白者が与えられることは、教 会の大きな喜びである。
 毎年の主題は、カテキズム教案 のカリキュラムに沿って定められ る。ちなみに、二〇一四年度は 「私たちの希望イエス・キリスト」 である。同じ聖書箇所から、同じ 信仰問答に基いた説教を、それぞ れの教会で聴く。それが私たちの 普段の日曜学校の礼拝であり、そ の御言葉に養われてきた中高生が 一同に集うのである。信仰継承は それぞれの教会だけで行われてい るわけではないことに改めて気が 付かされる。
 最後に、私から言うまでもない が、皆さんと一緒の思いを持って、 改めてお願いを記すこととする。 それは、中高生をこの会に送り出 して頂きたいということ。可能で あれば三島駅まで送りに来て頂き たい。「こんな会があるから行っ ておいで」と誘ってもなかなか一 人では行く勇気が出ないので、 「三島まで一緒に行こう」と声を かけて頂きたいのである。誰かと 一緒に行く、ということを考える と、牧師や長老たちが中心となっ て、各地域連合長老会で連絡を取 り合うことも方法の一つかもしれ ない。中学一年から出ていなくて も、途中からの参加も勿論可能で ある。私の友人は、高校三年で初 めて参加した。そして最後には 「もっと早くから参加したかった」 と後悔し涙を流していた。
 修養会で得た繋がりはずっと続 いていく。細く薄くなっていくと しても、主に結ばれた者同士、そ の関係は切れることがない。そし て思いもよらないところで再会す る。先日、中学からずっと一緒に 参加していた友人と、現在私が仕 える教会で礼拝を守った。高校を 卒業してから十年近く経つが、そ れぞれの道を歩みながらも、教会 で再会することができたのである。 主なる神さまの導きが確かである ことを改めて知らされ、深く感謝 をささげずにはおれなかった。


浜北教会 大橋 新


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