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「主張」

※機関誌「宣教」(2020年3月号)「主張」欄より


 「新『式文』について」


一.新『式文』に至るまでの経緯
 式文の改訂は一九九四年の全国会議において「式文検討委員会を設置する件」が可決されたことに始まります。その後、二〇〇四年に「主の日の礼拝の指針」を作成して会議に諮ること。それに基づいて「主の日の礼拝の式文」を作成して会議に諮り、次に「諸式の式文」作成へと進むという筋道が会議で承認されました。
 式文委員会は、これに従って順次作成し、その都度全国教師会や各地域長老会において検討していただき、ご指摘いただいたことを踏まえて訂正を加え、全国会議に諮ってまいりました。そして二〇一九年の会議において最後の「諸式の式文」が可決されましたことにより、新『式文』を製本して皆様の許に届けることが出来る運びとなりました。当然、新『式文』は「主の日の礼拝の指針」・「主の日の礼拝の式文」・「諸式の式文」が載せられることになります。

二.新「式文」の特徴
 @祈祷例集として
 新『式文』は、主の日の礼拝を初め、教会で執り行われる諸式において捧げられる祈祷例を示したものです。幾つもの祈りが掲載されているのはそのためです。私共の礼拝の伝統は式文礼拝ではありません。聖霊なる神様の自由なお働きによる、自由祈祷を原則としています。その祈りは極めて個性的なものです。新『式文』に納められている祈祷例は、そこで祈られるべき事柄を示す「例」に過ぎません。従いまして、新『式文』の中にあります祈祷例の中から一つを選んで読むなどという用いられ方は、決して為されてはなりません。教師であれ長老・執事であれ、式の中で祈る者は前もって祈りを書いて準備することが求められるのは言うまでもありません。
 A長老も携帯するものとして
 今まで式文は、ほとんど教師が使うものであって、それ故長老をはじめ信徒の方で式文を持っている人はほとんどいなかったと思います。しかし、新『式文』は主の日の礼拝の中での司式者の祈りの例や、献金感謝の祈りの例などもあり、長老や信徒の方が手に取ることを前提としています。ぜひ、参考にしていただきたいと思います。
 B 私共の信仰の筋道を明示している
 例えば新『式文』の聖餐・洗礼・長老任職式等々の所を見ますと、私共の聖餐・洗礼・長老に対しての理解が明示されています。特に聖餐などは分量も多くなっています。これはとても大切なことです。同じ信仰理解の許で聖礼典に与っていくなかで、いよいよ一つの信仰に結ばれたキリストの体なる教会が形成されていくことになるからです。他の諸式についても同じことが言えます。
 C各長老会のもとで
 毎週の主の日の礼拝にしても、諸式にしても、それに対して責任があるのは各長老会です。ですから、「新『式文』にはこのようにありますので、これからこのようにします。」というようなことではありません。それは、各長老会が神様の御前で責任を持って決断すべきことです。その際に新『式文』を参考にしていただきたいということです。主の日の礼拝の式順にしても、このようにしなければならないということではありません。しかし、新『式文』が提示していることをきちんと受け止めていただきたいと思います。

三.会議で決めたもの
 この新『式文』は、私共が自分たちで委員を選出し、途中議論を経て何度も訂正し、そして会議において採択したものです。このことの意味と重さを弁えたいと思います。そして、私共の教会はどのような教会なのかということを、改めて受け止め直したいと思うのです。


富山鹿島町教会 小堀 康彦 






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