< HOME

規約と信仰告白
「主張」
全国連合長老会ニュース
加盟教会一覧
出版書籍


「主張」

※機関紙「宣教」(2026年8月号)「主張」欄より


 日曜学校委員会の働きについて 〜桃色のイエスさま〜

一 委員会の働き 日曜学校委員会では年二回『カテキズム教案』を発行している。年間五二回分の聖書箇所の選定だけでも膨大な時間がかかる。内容が決まったら執筆者の割当て。これが大変。巻頭言やコラム、説教黙想と分級教案。毎号四〇名以上に執筆の依頼をしているが、簡単には決まらない。牧師の数は減少しているのに、依頼を断る牧師は増加しているから。 執筆者への依頼電話は日曜学校委員の一番重要な仕事。必ず辞退者が生じるので至急これを補い、全執筆者に対してメールにて正式な依頼書を送る。原稿が期日内に集まることはないが、これはお互い様。ギリギリまで原稿を待ち、担当者による編集と校正。株式会社ソーエイの印刷を経て、取次所である羽咋教会より全国に発送。これを二〇年続けているのが日曜学校委員会である。 二 委員会の課題 一つ目の課題は売上の減少。理由はたくさんある。@利用者の減少。日曜学校を開校している教会が減少している。開校していても、名簿上の生徒数も毎週出席する生徒数も激減している。A読者の減少。日曜学校の奉仕者も減少している。十冊購入していた教会が五冊になり、五冊購入していた教会は一冊だけ購入して奉仕者間で共用。B紙媒体離れ。そもそも書籍や雑誌そのものの売行きが落ち込んでいる。世はデジタル時代に突入しているのだ。 二つ目の課題は実態未把握。全国連合長老会において『カテキズム教案』の使用率はどの程度なのか。使用している場合、『カテキズム教案』を隅々まで使用しているのか、それとも部分的な使用(聖書箇所だけ、説教黙想だけ、分級教案だけ、あるいは購入しているだけ)なのか。使用していない場合、その理由は何か。別の教案誌を用いている場合、その理由は何か。実態を把握できないまま、日曜学校委員会は二〇年が経過している。 三 委員会の未来 現状維持という未来。他の教案誌も苦戦しているからこそ現状維持という選択肢もある。日本基督教団の『教師の友』はデジタル版に移行した(私は教団の教育委員会に属しておりそちらも大変)。少ない牌≠フ取合いだった市場が大きく動きつつある。二〇年以上の発行の実績があり、一定の評価がある『カテキズム教案』への切替えを検討している教会もある。市場の動きを読み違えて、こちらが変化することで顧客を失うことは致命傷になる。 誌面精選という未来。分級教案の傑作集を出版する案がある。分級案を切り離すことで説教黙想に特化した誌面にする。この場合、分級教案に需要があった教会が購入しなくなる可能性がある。また、過去の分級教案をリメイクする、という案もある。質の高い分級教案を保持しつつ従来の形式で『カテキズム教案』を提供できる。維持するにしても、精選するにしても、全国連合長老会全体の事柄として認識し、祈りを結集する必要がある。 四 桃色のイエスさま 日曜学校委員会の思いはひとつ。子どもたちにイエスさまを伝えたい、ただそれだけである。教案誌を手に取る牧師、長老、信徒が「あ、この説教ステキだな」とか、「ふふふ、これ面白い。これなら子どもたちに伝わるかも」とか、「この分級なら、きっとあの子はこんな反応するだろうな」等々、読者の子どもに対する伝道意欲が少しでも高まるなら、日曜学校委員会は喜んで教案誌を作り続けることだろう。 ふと訪れた地方の小さな教会。礼拝堂の片隅で子どもが取り組んだと思われる分級の形跡を見つけた。よくある「間違い探し」のコピーだった。間違いは七つあるはずなのに、丸印は五つしかない。途中で諦めたのだろう。よく見ると、十字架のイエスさまが桃色に塗られていた。この子は間違いを全部見つけることはできなかったけれど、十字架のイエスさまと向き合い、美しい桃色に彩ってくれたのである。胸が熱くなった。子どもたちのために、これからも頑張ろう。

日曜学校委員 阿部倫太郎



■バックナンバー

2026年2月号「全国連合長老会青年修養会への招き」/須磨月見山教会 高橋 信
2024年1月号「長老会と教会総会」/富山鹿島町教会牧師 小堀康彦
2023年4月号「伝道の道具としてのSNS」/蕃山町教会 服部修
2023年1月号「オンラインによる営みの意味と課題」/蕃山町教会 服部修
2022年8月号「各個教会長老会の使命」/砂町教会 三原 誠
2022年7月号「改革長老教会協議会と連合長老会」/金沢教会牧師 井ノ川 勝
2022年6月号「中学生・高校生修養会への招き」/実行委員長 阿部啓
2022年5月号「伝道の道具としてのSNS」/蕃山町教会 服部修
2022年4月号「新たに長老に任職された人に」
                    /小田原十字町教会 長老 露木 賢一
2022年3月号「献金の信仰」/和歌山教会 清藤 淳
2022年2月号「青年修養会への招き」/駿府教会 中村 恵太
2022年1月号「『コロナ禍』によって示されたこと」/横浜指路教会 藤掛 順一
2021年12月号「クリスマスの歌心、再び」/山田教会  山口元気
2021年11月号「献身の勧め」/金沢教会 井ノ川 勝
2021年10月号「コロナ禍での地域連合長老会」/長崎教会 福田英樹
2021年9月号「コロナ禍での地域連合長老会 和歌山連合長老会」
                        /東和歌山教会 阿部 倫太郎
2021年8月号「『コロナ禍』の中での地域連合長老会(西部)」
                           /蕃山町教会 服部 修
2021年7月号「コロナ禍での地域連合長老会」/三重連合長老会 山口 元気
2021年6月号「コロナ禍における北陸連合長老会」/富山鹿島町教会 小堀 康彦
2021年5月号「『コロナ禍』の中での地域連合長老会」
                         /東海連合長老会 阿部 啓
2021年4月号「コロナ禍の中での歩み」/神奈川連合長老会書記 鈴木 義嗣
2021年3月号「コロナ禍における地域連合長老会(東部)」/砂町教会 三原 誠
2021年2月号「『コロナ渦』の中での地域連合長老会」
                        /東日本連合長老会 竹前 治
2021年1月号「東海連合長老会における伝道協力」/浜北教会 大橋 新
2020年12月号「献身の勧め」/清瀬信愛教会 竹前 治
2020年11月号「献身の勧め」/砂町教会 三原 誠
2020年10月号「西部連合長老会における伝道協力」/蕃山町教会 服部 修
2020年09月号「九州連合長老会の伝道協力」/錦ヶ丘教会 川島 直道
2020年08月号「牧師の人事について」/小田原十字町教会 馬場 康夫
2020年07月号「中高生修養会の恵み」/和歌山教会 清藤 淳
2020年06月号「新型コロナウイルスの脅威の下で」/横浜指路教会 藤掛 順一
2020年05月号「新たに長老に選ばれた人のために」/横浜指路教会 松森 しおり
2020年04月号「改革長老教会協議会と連合長老会」/金沢教会 井ノ川 勝
2020年03月号「新『式文』について」/富山鹿島町教会 小堀 康彦
2020年02月号「教会『中年』の励ましと伝道」/藤沢北教会 長倉 基
2020年01月号「全国連合長老会青年修養会への招き」/宮崎中部教会 乾 元美
2019年12月号「伝道献身の勧め」/小田原十字町教会 馬場 康夫
2019年11月号「教師会について ―聖霊の賜物を熱望する交わり―」                           /山田教会 渡部 和使
2019年10月号「高齢者伝道について」/日本橋教会 宍戸 基男
2019年9月号「教会員の教育」/清瀬信愛教会 竹前 治
2019年8月号「地域連合長老会形成」/錦ヶ丘教会 川島 直道
2019年7月号「青年伝道」/富山鹿島町教会 小堀 康彦
2019年6月号「中高生修養会の恵み」/横浜指路教会長老 松森 しおり
2019年5月号「教職の健康管理と牧会」/十貫坂教会長老 石田 篤
2019年4月号「キリスト教学校と連合長老会」/金沢教会 井ノ川 勝
2019年3月号「長老の研鑽について」/泉高森教会 阿部 祐治
2018年10月号「献身の勧め」/蕃山町教会 服部 修
2018年9月号「『聖書のみ』を論拠とする『万人祭司』の実質化を!」
               /鎌倉雪ノ下教会長老 望月 克仁
2018年8月号「連合長老会と東京神学大学」/横浜指路教会 藤掛 順一
2018年7月号「連合長老会が改革長老教会 協議会運動を始めた限りは」
               /横須賀小川町教会 寺田 信一
2018年6月号「中高生修養会の恵み」/中高生修養会実行委員長 阿部 啓
2018年5月号「初めて長老に選ばれた方のために」                                /平塚富士見町教会長老 福原 三四朗
2018年4月号「熊本・大分地震から二年」/錦ヶ丘教会 川島 直道
2017年10月号「我らここに立つ − 宗教改革五百年」                                /東京神学大学教授 芳賀 力
2017年9月号「三重連合長老会の課題 ―三十年の歩みを感謝して―」
               /山田教会 渡部 和使
2017年8月号「連合長老会の出版活動」/鎌倉雪ノ下教会 望月 克仁
2017年5月号「新たに長老に選ばれた人のために」/金沢教会 井ノ川 勝
2016年12月号「熊本大分地震を経験して」/錦ヶ丘教会 川島 直道
2016年11月号「地域連合長老会における長老の研鑽について」                            /平塚富士見町教会 福原 三四朗
2016年3月号「震災後五年を経て −そして課題−」/仙台広瀬河畔教会 望月 修
2016年2月号「キリスト教学校と連合長老会」/北陸学院 堀岡 満喜子
2016年1月号「全国連合長老会の課題」/横浜指路教会 藤掛 順一
2015年6月号「中高生修養会の恵み」/十貫坂教会伝道師 中村 恵太
2014年12月号「献身者と共に歩む幸い」/十貫坂教会 石田 篤
2014年11月号「教区における地域連合長老会の課題−神奈川教区篇−」                            /横須賀小川町教会 寺田 信一
2014年10月号「日本基督教団と連合長老会」/岡山蕃山町教会 服部 修
2014年9月号「教区における地域連合長老会の課題〜東海教区編」                            /駿府教会 瀬谷 寛
2014年8月号「連合長老会の出版活動について」/日本橋教会 宍戸 基男
2014年7月号「執事職をめぐって」/金沢教会 井ノ川 勝
2014年6月号「中高生修養会の恵み」/浜北教会 大橋 新
2014年5月号「新たに長老として選ばれた人のために」                            /富山鹿島町教会 小堀 康彦
2014年4月号「伝道局資金による伝道援助について」                           /小田原十字町教会長老 露木 賢一
2014年3月号「なすべきことを示してください」/石巻山城町教会 関川 祐一郎
2014年2月号「東日本の現状と課題」/自由が丘教会 阿部 祐治
2014年1月号「連合長老会と東京神学大学」/横浜指路教会 藤掛 順一
2013年12月号「献身者を生み出すために」/平塚富士見町教会長老 福原 三四朗
2013年11月号「全国連合長老会の課題」/横浜指路教会 藤掛 順一
2013年10月号「長老会の研鑽について」/十貫坂教会長老 石田 篤
2013年9月号「日本基督教団と連合長老会」/ 蕃山町教会 服部 修
2013年8月号「地域連合長老会における伝道協力」
               /小田原十字町教会長老 露木 賢一
2013年7月号「教区における地域連合長老会の課題〜九州篇〜」
               /錦ヶ丘教会 川島 直道
2013年6月号「中・高生修養会の恵み」/富士教会 桑原 睦彦
2013年5月号「青年伝道を巡って」/山田教会 井ノ川 勝
2013年4月号「『長老教会の手引き』改訂について」/横浜指路教会 藤掛 順一
2013年3月号「東日本大震災から二年」/自由が丘教会 阿部 祐治
2013年2月号「教会員の高齢化について」/富山鹿島町教会 小堀 康彦
2013年1月号「私たちの教会の伝道」/小田原十字町教会 馬場康夫
2012年12月号「献身の勧め」/山田教会 井ノ川 勝
2012年11月号「教会記録審査について」/小田原十字町教会 露木 賢一
2012年10月号「教会形成の一環としての連合長老会の出版活動」
               /十貫坂教会 関川 泰寛
2012年9月号「日本基督教団と連合長老会」/横浜指路教会 藤掛 順一
2012年8月号「改革長老教会協議会の今」/自由が丘教会 阿部 祐治
2012年7月号「牧師の人事について」/錦ヶ丘教会 川島 直道
2012年6月号「中高生修養会の恵み」/服部 修
2012年5月号「青少年伝道の課題」/日本橋教会 宍戸 基男
2012年4月号「「全国連合長老会式文」改訂について」
               /富山鹿島町教会 小堀 康彦
2012年3月号「被災地を歩まれるキリスト、そして被災地に立つ教会」
               /仙台広瀬河畔教会 望月 修
2012年2月号「全国連合長老会 伝道局資金を用いての伝道協力の会計」
               /小田原十字町教会 馬場康夫
2012年1月号「全国連合長老会の課題」/横浜指路教会 藤掛順一
2011年12月号「全国連合長老会の会計」
               /小田原十字町教会長老 露木賢一
・2011年11月号は「主張」がお休みです
2011年10月号「北陸連合長老会の課題」/富山鹿島町教会 小堀康彦
2011年9月号「東京神学大学と連合長老会」/横浜指路教会長老 數井紀彦
2011年8月号「協同して献金活動を」/自由が丘教会 阿部祐治
2011年7月号「東海連合長老会の課題」/富士教会 桑原睦彦
2011年6月号「中学生・高校生修養会の恵み」/小松教会 松島保真
2011年5月号「献身について」/日本橋教会 宍戸基男
2011年4月号「西部連合長老会の課題」/浜寺教会 松原 望
2011年3月号「青年伝道」/錦ヶ丘教会 川島直道
2011年2月号「『全国連合長老会規約の解説』改正案を巡って」
               /山田教会 井ノ川勝
2011年1月号「神奈川連合長老会の現状と課題」/小田原十字町教会 馬場康夫
2010年12月号「長老と執事」/富山鹿島町教会 小堀康彦
2010年11月号「東日本連合長老会の課題」/自由が丘教会 阿部祐治
2010年10月号「教会規則について」/日本橋教会 宍戸基男
2010年9月号「和歌山連合長老会の課題」/粉河教会 田中牧人
2010年8月号「献身の勧め」/須磨月見山教会 上原智加子
2010年7月号「九州連合長老会の課題」/錦ヶ丘教会 川島直道
2010年6月号「中学生・高校生修養会の恵み−宝としての修養会−」
               /駿府教会 瀬谷寛
2010年5月号「インターネットの伝道について」/十貫坂教会 長老 石田篤
2010年4月号「東部連合長老会の課題」/小金教会 今泉 幹夫
2010年3月号「牧師招聘の手続き」/小田原十字町教会 馬場 康夫
2010年2月号「三重連合長老会の課題」/山田教会 井ノ川 勝
2010年1月号「『宣教』の使命」/藤沢北教会 藤盛 勇紀
2009年12月号「日本伝道150年と連合長老会」/横浜指路教会 藤掛 順一
2009年11月号「主の血潮に感謝して献げる」/小田原十字町教会 馬場 康夫
2009年10月号「教会とキリスト教学校の連携」
               /青山学院大学宗教主任・荻窪清水教会担任教師 砂 民宣
2009年9月号「地域連合長老会における伝道協力について」
               /小田原十字町教会 露木 賢一
2009年8月号「連合長老会の出版活動 ―その意義と課題」
               /出版委員会 関川 泰寛
2009年7月号「『続 明解カテキズム』について
               健やかな教会を形成するために」/藤枝教会 青戸 宏史
2009年6月号「中学生・高校生修養会の恵み」/神戸神愛教会 高多 新
2009年5月号「改革長老教会協議会の活動について」/自由が丘教会 阿部祐治
2009年4月号「一八九〇年信仰の告白に基づいて」/日本橋教会 宍戸基男
2009年3月号「主の日の礼拝の指針について」/鎌倉雪ノ下教会牧師 東野尚志
2009年2月号「日本基督教団の今後」/横浜指路教会牧師 藤掛順一
2009年1月号「能登半島地震復興活動状況について」
               /富山鹿島町教会牧師 小堀康彦
2008年12月号「教会記録審査について」/藤枝教会牧師 青戸宏史
2008年11月号「牧師会について」/日本橋教会牧師 宍戸基男
2008年10月号「東京神学大学と連合長老会」/鎌倉雪ノ下教会長老 望月 克仁
2008年9月号「地域連合長老会形成の課題」/富山鹿島町教会牧師 小堀康彦
2008年8月号「献身について」/錦ヶ丘教会牧師 川島直道
2008年7月号「聖餐の乱れについて」/鎌倉雪ノ下教会牧師 東野尚志
2008年6月号「青年伝道」/自由が丘教会牧師 阿部祐治
2008年5月号「中高生修養会の恵み」/横浜指路教会長老 松森しおり
2008年4月号「キリスト教学校は教会の子ども」
               /北陸学院中学高等学校校長 堀岡啓信
2008年3月号「規約第二条を巡って」/山田教会牧師 井ノ川 勝
2008年2月号「カテキズム教案の用い方」/小田原十字町教会牧師 馬場康夫
2008年1月号『長老教会の手引き』改訂について/横浜指路教会牧師 藤掛順一


「宣教」

■発行日: 毎月1日

■申し込み先が変更されました
 発行所(新規申込み・講読数変更): 平塚富士見町教会
 〒254-0062 平塚市富士見町 2-15
 TEL & FAX : 0463-32-0483




▲このページのトップへ



日本基督教団 全国連合長老会 All Rights Reserved.